月の光で、
私は王子さまのその白い額を、
閉じた目を、風にそよぐ髪の房を見つめた。

そして、私は私自身にいった。
私が今見ているものは、外側の殻でしかない。

王子さまの唇は微笑んで半ば開いているようだった。
そして、私はもう一度自分自身に対していった。

この眠っている王子さまがこんなにも私を感動させるのは、
花に対する誠実さがあるからだ。

たとえ眠っていようとも
彼の心にランプの炎のように輝く
バラのイメージがそうさせるのだ。

そして、私は、王子さまが思っていたよりも
壊れやすい存在なのだと気がついた。

ランプは守られなくてはいけない。
一陣の風によって吹き消されてしまうから。

大切なことは目には見えない。
word:サンさん
photo:だい8
あなたは今どこで何をしていますか?
この空の続く場所にいますか?
今まで私の心を埋めていたモノ 失って初めて気付いた
こんなにも私を支えてくれていたこと こんなにも笑顔をくれていたこと
失ってしまった代償は とてつもなく大きすぎて
取り戻そうとして必死に 手を伸ばして もがくけれど

まるで風のように すり抜けて届きそうで届かない
孤独と絶望に胸を締め付けられ 心が折れそうになるけれど
思い出に残るあなたの笑顔が私を いつも励ましてくれる
もう一度あの頃に戻ろう 今度は きっと大丈夫
いつも そばで笑っていよう あなたの すぐ そばで

あなたは今どこで何をしていますか? この空の続く場所にいますか?
今は ただ それを 願い続ける・・